国際化への対応が進むハイヤー

今や観光国となった日本では、毎年のように訪日外国人観光客のインバウンドが右肩上がりに増加し続け、今年度はもちろんのこと来年度もさらに上乗せとなることが推計されています。従来の有名な観光地やランドマークが人気なのはもちろんのこと、インターネットの普及から自身で見つけた新たなスポットを探検してみたいというニーズも増えました。そんな中で重要な役割を占めるのが、駅やバス停などの既存の停車場所に縛られずにどこへも行くことができるハイヤーの存在です。

ハイヤー各社では訪日外国人観光客の需要が増加しているのを鑑み、あらゆるニーズに応えるために国際化への対応が急ピッチで進んでいます。これまで培ってきた日本特有のおもてなしの精神は、どの国から来た外国人観光客にも共通して喜ばれ、真面目で実直な態度や立ち振る舞い、ゲストに親身になって対応する高度な接遇が高く評価されました。英語が話せるドライバーの養成をはじめ、配車や予約を受け付けているカスタマーセンターも英語での対応が可能なスタッフが常駐しています。

ここ数年の普及でスマートフォンの所有率は、1人1台持っていることがほとんどです。海外へ観光に行くには、スマートフォンの画面を眺めながら地図や観光ガイドを見て行き先を決めることが多いです。旅先の様子をメッセージアプリやソーシャルネットワークサービスを利用して友人知人に発信したりと常にインターネットを利用することが必須です。そのような利用者のためにハイヤーの車内で無料の無線Wi-Fiを提供する事例もあります。

訪日外国人観光客は英語圏や欧米の方ばかりとは限らず、観光を成長産業としビザを緩和するなどの国をあげた取り組みや各旅行会社のマーケティングによる新規顧客の誘致の努力が実を結び、中東諸国からの観光客も増えています。宗教対策として、言語や習慣などに対応できるスタッフが対応可能です。日本で観光を楽しむために何でも相談できるほか、信仰を尊重し宗教で決められた食事に対応したレストランや観光コースの案内、礼拝場所の確保や必要な道具のサポートなども行っている事業者も登場しています。

これから先も訪日外国人観光客のインバウンドが増加し続ければ、さらに多様な国々の観光客への対応も求められるようになります。そんな中でもハイヤー各社は常に進化をし続け、快適な旅をサポートすることで良い思い出を作り再び日本を訪問してみたいと感じさせ、リピーターの増加に大きな貢献を果たしています。